Open Studio Vol.3

  • 2013.06.02 (日)
  • 千葉県浦安市
  • STUDIO NOB

STUDIO NOB

1985年5月22日生まれ。12歳よりドラムを始め教室に通い、座間博喜氏に師事。ロックを初め様々なジャンルを経験。
バンド活動では、中学の頃から始め、高校卒業後では自己のバンドでツアーやライヴ、レコーディングなどを行い、インディーズレーベルから音源を全国発売する。
現在もバンド活動やサポートなど、精力的に活動中。

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STUDIO NOB

REPORT Vol.3

  • 2013.06.02 (日)
  • 千葉県浦安市
  • STUDIO NOB

その1

1第3回OPEN-STUDIO 浦安市 ご来場ありがとうございました。天気が良くて良かったです。
例年よりだいぶ早く梅雨時期に突入、数日前の予報ではときどき傘マーク、少し心配でしたが当日はさわやかな好天に恵まれました。
なぜ心配したかというと、雨天の場合は外の雨音の騒音が大きく、当社の施工物件の現場測定は計測ができなくなりやむなく延期になるのが常なのである。
実際の楽音(ドラム、エレキギター・・・・・・)を、『かすかに・ほとんど聞こえない』といった性能を実現するのが当社の防音工事標準性能なのだが、せっかく見学されてもその性能確認が困難(全く聞こえない)になる・・・・・・とおもったからだ。

23防音工事計画において一番重要なのはスタジオの配置計画・・・・、できるだけ有利な配置を優先させるのが鉄則なのだが、石川STUDIOの場合は増改築ですので、結果的には一番不利な場所にスタジオが配置されることになった。
西面、北面は住居、東面はリビング(前回ブログで紹介)・・・・・・・写真のように耳をすませて神妙に防音効果を確かめていただくことができました。D’-73、D’-74の性能に納得・感心していただいた。
このような建物で囲まれた空間での実測性能値D’-73、D’-74は当社としては自慢したいところ(スタジオ発注者としては当然の要 求?)・・・・・・・・・・なぜならこの性能はもう少し解放されている通常の住宅地での事例の場合は3,4デシベル良い測定結果になるのだからです。

その2

1今回のご来場者は具体的なプランをお持ちの方が多かったように思います。
したがって、防音工事の成果に関しては具体的に感心が高かったようだ。担当者も説明に熱が入っている。
今回も百聞は一見に如かず(一聴に如かず)・・・・ということで、大変参考になったというお言葉を笑顔でいただくのは・・・・・ありがたくうれしいものだ。
終了間際に予約なしにこのスタジオのドラムレッスン受講生同伴のお父様が来場。何やら自宅STUDIOのことを真剣に考えてる様子だった。また、浦安のローカル新聞の取材があり、忙しい一日でした。

2それはともかくもう少し気軽に立ち寄ってくれるお客さまがあっても良いのにと思う次第である。自宅でセッション・・・・・・楽しいですよ・・・・・・。

その3

1石川STUDIOには小ぶりなDAW-STUDIOが付属している。(・・・・・・・・・・・以外にこのパターンのスタジオ構成が当社物件にある、いずれ紹介するつもりだ。)
このSTUDIOの特徴は住宅地のど真ん中にある(防音工事は完璧で防音性能はD’-73以上)せいか落ち着いた雰囲気のスタジオであることと、室内音響 が良いということである。・・・・・ということでセッションレコーディングの依頼がよくあるようである。当日はコンデンサーマイクの新製品を販売代理店の ご厚意で2本借り出し、写真のように無造作に?セッティング、いきなり一発録音。
圧縮音源なので最良の状態ではお届けできないのが残念ですが、音の自然なバランスに驚かれることだろう。
①マイキングの容易さ②自然な周波数バランス③音のは切れの良さは過去多くのプロ用Rec。.studioでも実証済み・・・・・・・・・パーソナルSTUDIOでもその設計原理は全く同様。
次回は少し詳しく紹介します。

その4

2オープンスタジオ当日は、
欧州のスタジオ放送局でも使われる、北欧スウェーデン生まれのオールハンドメイドマイクのMilabのVM-44Classicをステレオで2本立てて、簡易レコーデイングに挑戦しました。
(防音工事の成果でレコーディングスタジオとしてのSN比は抜群)
最近はレコーディングの予約も多くなっているというSTUDIO NOBさんのメインシステムはマックプロに、オーディオインターフェイスはMetric Halo(http://www.minet.jp/metrichalo/)のI/O2882。
DAWはデジタルパフォーマとProTools10をその時々で使い分けているそうです。
音質もプロのスタジオ顔負け。
因みに最近はサブシステムにプレソナスのStudioLiveも導入されているそうです。
さてその結果は、https://soundcloud.com/acoustic_eng/os20130602
いかがでしょう?圧縮音源ではありますが、ぽんと立てたトップ二本ではありますが、
ハイハットのニュアンスまでよく録れています。
弊社のスタジオの特徴ですが、エンジニアの皆様にはよく、癖のない部屋なのでマイキングがとても楽ですよ
などと言われます。
そのせいか、当日弊社スタッフがぽんと設置しただけでもなかなかの成果だったのでは。

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