第27回OpenStudioは神奈川県川崎市 MoonGate Studioで開催いたします。
今回は株式会社ムーンカンパニーのプロ仕様レコーディングスタジオとなります。
・2014年築 鉄骨造1F
・外部、室内ともにバンド演奏も可能な高い遮音性能を確保(D‘-75以上)
約8帖のレコーディングブース、約4.5帖コントロールルームのという構成となっているスタジオ。
このスタジオはオーナーが自宅新築のタイミングで造ったスタジオで、外部の方への貸し出しもされています。
このスタジオは昔ながらの閑静な住宅密集地にあり、高い遮音性能が求められました。
外部に対してD’-75等級以上(レコーディングブース)という高遮音性能レコスタで、ぜひ防音体験をしてみてください!
『業務用だからこんなに良い性能が出ているのでは・・・?』という方、個人宅でも高遮音仕様にすることは可能です。
『うちは趣味でやるからこんなに立派には造れないよ』という方、弊社が提案するStudioに共通する基本的性格(響きの基本的な傾向など)は同じです。実際に施工した物件で体感いただける貴重な機会だと思いますので、是非お気軽に御参加下さい。
次回告知にて、MoonGate Studioについて詳しくご紹介いたします!
8/22更新!
今回の舞台となる、MoonGate Studioをご紹介いたします。
MoonGate Studio
PC |
Apple Mac Pro 3.7GHz QuadCore メモリー 32GB |
I/O |
Avid Pro Tools HDX 16×16 |
ソフト |
Pro Tools 11, Wavelab8.5 |
ストレージ |
WesternDigital MyBook Thunderbolt Duo 6TB |
マイクプリ |
PhoenixAudio DRS8 mk2, SSL Alpha VHD Pre, FocusriteRED8 |
モニターSP |
[Control Room] YAMAHA MSP5, TANNOY Precision8(Passive) |
|
[Booth] YAMAHA MSP3 |
モニターAmp |
Rotel RB-1582 MKⅡ |
Mic |
AKG C414XLⅡ, C451B, C518M, D12VR |
|
SHURE SM57, SM58, ElectroVoice RE-20 |
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RODE NT2-A, ClassicⅡCollectors Edition(Tube) |
D/I |
COUNTRYMAN TYPE85S |
GuitarAmp |
Fender Hot Rod DeluxⅢ |
BassAmp |
AMPEG Micro VR+SVT210AV SET |
CUEBOX |
BHERINGER POWERPLAY 16 P16M |
サイズはコンパクトながらも、遮音性能はもちろんのこと 音響面、デザイン面、機能面でこだわっているこのスタジオ。
スタジオ専用の電源回路を設け、ノイズカットトランスを設置するなどしたクリーン電源を確保。
カンパニーカラ―を取り入れた明るい雰囲気のスタジオは、各々の面積は決して大きくありません。
しかし2部屋を繋ぐ床まで続くFIX窓を設けたことで、視界が通り圧迫感を感じさせないデザインに!
約8帖のブースはドラムセットを組んでレコーディングすることが可能です。
ギターアンプ、ベースアンプも常設されておりますので、ご自身の楽器をお持ちになり試奏頂くことも可能です!
もしかしたらいつもより良い音を聴かせてくれるかも・・・・?
約4.5帖のControlRoomには特注のコンソールデスクを設えました。
部屋の大きさや機材配置、お施主様の使い方・体格、イメージなど全てをクリアした家具を見つけることは不可能です・・・
弊社オリジナルのコンソールデスクをスタジオと同時に設計することでコンパクトにすっきりまとまっています!
バンドスタジオ、DAWスタジオをご検討中の方、防音工事をご検討中のみなさま
ぜひお待ちしております!
駐車スペースに限りがございますので、出来るだけ公共交通機関をご利用くださいませ。
お車の場合は近くのパーキングをご案内しますので、お知らせください。
混雑を避ける為にお時間など、ご調整させて頂きますのでご参加をご希望のみなさま、一度ご連絡を下さいませ。
最寄駅はJR南武線「鹿島田駅」または、JR横須賀線、湘南新宿ライン「新川崎駅」下車徒歩7分程度です。
住所等の詳しい情報につきましては、電話・メール等でお問い合わせ下さい。
JR新川崎駅から徒歩7分の好立地にあるMoon Gate Studioは、音楽制作や声優/タレントのプロダクション業務などを行う株式会社ムーンカンパニーの代表・永田法男さんが、自宅の新築を機に今年オープンさせたスタジオです。それまでは東京都内に事務所を構え、そこで簡易的な録音も行っていたそうですが、スタジオの完成に合わせてすべての業務拠点をこちらに移したとのこと。
永田さん「都心からも遠くないし、電車でも車でもアクセスしやすいと思います。低コストでクオリティの高い制作環境が求められている中、ここはなるべく安い料金で、クオリティを下げずにレコーディングできる環境作りにこだわりました」
スタジオがあるのは鉄骨住宅の1階。隣家までわずか1m強という住宅密集地にあるため、永田さんも騒音トラブルを最も心配したそうですが、ここは屋外に対してD’-75を超える高い遮音性が確保され、全くストレスなく作業できます。試しに、ドラムを叩いてもらいながら家の外に出てみましたが、壁に耳を近付けるとバスドラムの音がかすかに聴こえる程度。隣家まで音が聴こえるということはまずないでしょう。
もちろん音質に関しても、業務使用に堪えうるクオリティを実現しています。
永田さん「コントロールルームがコンパクトなので、エンジニアのすぐそばにブースがあるのですが、中でドラムなどの大きな音を出しても、特に低音が回ってしまうことはありません。知り合いのミュージシャンの方にも来てもらって、音が良くて使いみちの広いスタジオだと評価していただいてます」
新築物件にスタジオを作る場合は、住宅メーカーとの協力体制も大切なポイントになります。ここでは契約の都合上、スタジオの工事は住宅引き渡し後に行われましたが、必要な下準備を住宅メーカー側に整えておいてもらうことで、スムーズに工事を進められたそうです。
永田さん「今はドラマCDのレコーディングやネットラジオの収録、ナレーション録りなどが多いですが、映像への音付けやアレンジャーの方の仮歌録り、本格的な楽曲制作など、ここではいろいろなことが可能です。ギターアンプやベースアンプ、ドラムセットもありますので、機材はないけどちょっと録ってみたいという要望や、楽器の個人練習をしたいというリクエストにもお応えできます。ぜひプロの方を含め、いろんな方にどんどん使っていただきたいと思います」
ムーンカンパニーのイメージカラーであるエメラルドグリーンと黄色をフィーチャーした、明るく柔らかい雰囲気の内装が印象的。スタジオワークに慣れていない人もリラックスできそうな空間だ。
エントランスからスタジオへのドア。木製でも十分な遮音性が得られるが、あえて鉄製にすることで本格的なスタジオらしさを表現。利用者に対して安心感を提供する役割もある。
ブース側からコントロールルームを見たところ。床まで伸びた大きなガラス窓から直接アイコンタクトできるため、声優さんのレコーディングやラジオ録りには重宝するという。実際の広さ以上の開放感にもつながっている。
スタジオの工事と合わせてカスタムオーダーしたエンジニアデスクは、モニタリングスペースにフィットしたサイズ&形状が特徴。市販品とほぼ同等のコストで、それ以上の使い勝手と見た目の良さを実現している。
ベース&ドラムの一発録りも可能なレコーディングブース。16ch分のI/Oソケットを備えているが、コントロールルームの機材と直接結線するためのケーブル穴も設けられ、幅広いスタイルの作業に対応できる。
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