Open Studio Vol.25

  • 2015.06.27 (土)
  • 埼玉県和光市
  • Camuroスタジオ

★NEW★ 7月27日 動画レポートUP!     

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第25回目となるオープンスタジオ。

今回は埼玉県和光市にあるエフェクター工房Camuro代表 亀山さん私邸にあるスタジオにて開催します。

オーナーの亀山さんは当初、ご自身のバンドのリハーサル用にプライベートスタジオとして建築しましたが、その後、亀山さんがご自身のエフェクターブランドを立ち上げられ、製品のサウンドチェックにも活用されています。

プロミュージシャンによる厳密なサウンドチェックも行われるため、大音量での音出しに耐えうる防音性能と、細かな音の違いがわかる音響が特徴で、クオリティの高い製品づくりを可能としております。

スタジオにはギターアンプやエフェクターはもちろんベースアンプ、ドラム、キーボード等の機材も設置されており、音響や遮音性を体験することが可能です。

ご自身の楽器・機材を持参されてのオープンスタジオ訪問も歓迎とのことですので、防音性能の体験はもちろん、音作りの相談がある人はぜひご参加ください。

 

また、本スタジオは2012年8月号のギターマガジンにて紹介されておりますので、お手元にお持ちの方は是非チェックしてみてください。

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2012年8月号

 

【スタジオの概要】
・木造1F 約12帖
・バンド演奏も可能な高い遮音性能(D-70以上)
・専用分電盤やトランスを使ったこだわりの電源

 


 

 

Camuroスタジオ

REPORT Vol.25

  • 2015.06.27 (土)
  • 埼玉県和光市
  • Camuroスタジオ

オープンスタジオ開催レポート

 

6月27日に開催されたオープンスタジオのレポートをお届けします。

今回は埼玉県のcamuroスタジオでの開催となりました。

イベントの模様を動画形式でまとめましたのでご覧ください。

 PCの方はこちらからもご覧いただけます→【第24回OpenStudio~住宅防音工事スタジオ体感ツアー】

 


 

ライター西本勲氏によるレポート

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 プロ・アマ問わず、数々のスタジオを設計・施工しているアコースティックデザインシステムでは、完成したスタジオを見学できる「OPEN STUDIO」を実施中(無料)。今回は「スタジオが欲しくて家を建てた」という熱い思いから、ついに音楽を仕事の1つにしてしまった人の自宅スタジオをご紹介します。プロミュージシャンも訪れる充実の空間です。

埼玉県和光市 CAMURO STUDIO――http://camuro.co.jp

趣味のバンド用に作ったスペースが仕事場に

プロも納得のサウンド空間

 木造一軒家の1階に造られた約10帖のCAMURO STUDIOは、オーナーの亀山正倫さんが運営するエフェクター工房CAMUROの作業場兼試奏スペース。もともと大手電機メーカーに勤めながら趣味でバンドを楽しんでいた亀山さんは「時間を気にせず、いつでも自分の好きなセッティングで演奏できる場所が欲しかった」と、マイホームを建てることを決意。ネットで見た施工事例に惹かれてアコースティックエンジニアリングにまず声をかけ、同社と実績のある住宅メーカーに「スタジオを造りたいから家も一緒に(笑)」という流れで決めたそうです。

 「最初は、仕事から帰ってきて1〜2時間でもギターを弾けたらいいなと思っていたのですが、良い音を求めてエフェクターをいろいろ試すようになり、もともと電子工作が好きだったので、市販品じゃなくて自分で……と、どんどんのめり込んでいきました」。今は独立して複数の事業を展開する中、ハンドメイドエフェクターの開発や、市販のエフェクターの改造などを行っています。プロミュージシャンが試奏で訪れることも多く、「シビアな耳で音の違いを聴き分けていただけるので、この部屋があって助かっています」。本格的なスタジオを造ったことが仕事に結び付いたという、興味深い事例と言えるでしょう。

Exif_JPEG_PICTUREスタジオに足を踏み入れると大量のギターアンプがお出迎え。「以前から持ってはいましたが、スタジオができてから増えましたね」

Exif_JPEG_PICTURE「ドアだけはスタジオっぽくしたかった」という亀山さんのリクエストで採用されたスティール製防音ドア×2枚で遮音は完璧 

Exif_JPEG_PICTURE室内のあちこちに大量のコンパクトエフェクターが並んでいるが、これでも全体のごく一部。同じ機種が何台もあるものも

Point 1 ワインセラーをイメージした室内でエフェクター製作から事務作業まで幅広く行う

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 古いワインセラーをイメージしたというレンガ調の壁紙や、ステージ用の照明機器が目を引く。普段は写真のようにテーブルを置いてさまざまな作業を行っている。「静かなので、何をするにも集中できるんです」。

Point 2 バンド演奏に対応した遮音性能で思う存分サウンドチェックが可能

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 今は多忙のためバンドはご無沙汰だそうだが、本格的な遮音性能のおかげでプロの試奏にも余裕で対応する。電源は家庭用と分けてあり、100V/117Vはもちろんのこと、アナログ/デジタル用の回線も別々に用意。

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CAMURO STUDIO

主なシステム

スピーカー

BOSE 802III

パワーアンプ

AMCRON XLS402D

ミキサー

YAMAHA MG166CX

ギターアンプ

FENDER ’59 Bassman Reissue、’65 Deluxe Reverb Reissue、’57 Champ Reissue

MARCHALL ’73 1959 SLP、’79 JMP 2203、JCM800 1987 MKII、JCM2000 DSL 100、1960A Cabinet

VOX AC30/6TB Top Boost

ROLAND JC-120、JC-120U

 

 

 

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